第38回 マンション購入に対する意識調査の公表
目次
- 価格が「高い」が67.6%、「買い時ではない」との回答者は4%増え、46.7%とほぼ半数に
- ただし、一年後の価格予測は「横ばい」が+8ポイント増加し54.8%と半数を超え、大きな値崩れ予想は少数
- 東京23区では74.8%が価格が高いと回答、その他のエリアに対し17ポイントの差、23区への割高感が強い
新築分譲マンション購入・売却検討者20万人を有する新築分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)において、マンション購入検討者の定例意識調査を行なったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較している。(第1回は2008年4月、今回で38回目)
自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員に対し、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施した。
- 実施時期
- 2017/07/01~2017/07/04
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 210
今回の調査では、現在のマンション価格について「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」と回答した人は67.6 % 。「高い」との回答は2015年7月以降、6割を超え続けている。
買い時かについて「買い時ではない(買い時ではない+余り買い時ではない)」と回答した人が46.7%と前回より+4ポイント増加、 1年後のマンション価格は「横ばい」との予測が前回調査時より増加し、半数近くに達した。高いと判断しながらも大きな価格下落を予測する層は少ないことがわかる。
最後に、価格に関して東京23区では「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」の合計が74.8%であったのに対して、他のエリアでは57.5%とその差は17.3ポイントと、東京23区の価格に対する割高感が強い傾向にあることが判明した。
当資料は弊社Webサイトでも公開いたします。
現在のマンション価格への意識
2015年7月以降、6割超過が続く
買い時だと思うか
買い時DI(※1)は-27.6ポイント。第31回調査(2015年10月)以降マイナスが続く。
買い時DI:「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値
1年後の価格変化
スタイルアクト株式会社
ITコンサルティング事業部
TEL:03-5537-6333 FAX:03-5537-6334
E-mail:pr@styleact.co.jp
※ユーザーの方は、こちらからお問い合わせください