第41回 マンション購入に対する意識調査の公表
目次
- 約70%が現在の価格を「高い」と感じている。東京23区の方がその傾向が強い。
- 1年後は「更に上がる」という回答が40%、下がるは12.6%にとどまる。
- 購入意欲が「増した」は約半数に達し、前回同様高い水準を維持している。
分譲マンション購入・売却検討者22万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、今回で41回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。
本調査は、自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員22万人に対し、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しております。(第1回は2008年4月、今回で41回目)
- 実施時期
- 2018/04/09~2018/04/12
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 208
今回の調査では、マンション購入検討者が現在の価格に関して「高い」と感じている割合の合計が70%を超えていることが分かりました。
しかしながら、「一年後のマンション価格」に関して「上がる」との回答が40%と、「下がる」という回答の12.6%を大きく上回り、現在の価格から更なる上昇を予想していることが分かりました。
結果、「購入意欲の変化」については、「購入意欲が増した」という回答が48.6%と約半数を占める高い割合を示しており、購入意欲に衰えは見られない傾向が分かりました。
また、日銀の黒田総裁の再任が決まり、金融緩和が継続されることとなり、不動産価格の将来不安は、大きく後退したと考えられます。マンション購入検討者は、更なる価格の上昇予想と低金利により、購入意欲が増加したと考えられます。
現在の価格について
1年後の価格
購入意欲の変化
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