第59回 マンション購入に対する意識調査の公表
新築価格の高騰を受けて、売り時と感じる割合も63%に増加
戸建て購入意欲は一転して減少傾向が続く
目次
- 物件価格は「高い」が23区検討者で83%、全体でも74%と高い
- 価格の高騰と先行き不安から売り時という回答が増加、都区部では70%を超える
- 戸建ての購入意欲は前回に続き低迷、住宅取得意向もアフターコロナへ
分譲マンション購入・売却検討者28万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、今回で59回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。
本調査は、自社Webサイト「住まいサーフィン」の登録会員28万人のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。当社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しています。(第1回は2008年4月、今回で59回目)
- 実施時期
- 2022/10/07~2022/10/12
- 調査対象者
- 自社Webインターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員28万人のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人
- 有効回答数
- 256
分析結果から、現在の価格が『購入を諦めるほど高い』『購入をためらうほど高い』と回答している割合は東京23区検討者で83%に達し、現在の価格は消費者の目線と大きく乖離していることが分かりました。一方で新築マンションの価格高騰から中古マンション価格も高騰しており、自宅マンションの売却には好機と感じている人も多く、今は売り時であるという回答が増加したことがわかりました。
また、コロナ禍で増加した戸建て住宅の購入意欲は減少傾向にあり、コロナの流行以降で最低水準となりました。
現在の価格
今は売り時だと思うか
※売り時DI(diffusion index)の算出は、(今マンションは「売り時」回答割合 +「やや売り時」回答割合)-(今マンションは「あまり売り時ではない」回答割合 +「売り時ではない」回答割合)で算出
戸建ての購入意欲増減
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