第13回 管理会社満足度調査ランキング2021

• 全体の総合満足度1位は、13年連続で野村不動産パートナーズ
• 理事経験者による総合満足度の1位も野村不動産パートナーズとなり、2年連続の2冠となった
• 管理戸数10万戸未満部門1位（全体3位、理事経験者2位）には、4年連続で東京建物アメニティサポートとなった
• 全体2位、理事経験者3位は三井不動産レジデンシャルサービスとなった
• 総合満足度上位社ほど「昨年度より満足度が上昇した」という回答が高い傾向にあった
• ただし、新型コロナウイルスの影響による対人サービス業務の制限から各社管理人に対する評価にやや低下傾向が見られた

分譲マンション購入・売却検討者27万人を有するマンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/）は、マンション入居者に対し、管理会社満足度調査を行いました。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社（東京都中央区・代表取締役：沖有人）が運営しております。本調査は2009年から実施しており、今回で13年目となります。

本調査は汎用的な調査パネルを用いず、分譲マンションに特化した自社27万人のパネルから回答を得ることで、より正確に入居者の声を聞くことを目的とした管理会社に関する調査です。「住まいサーフィン」会員27万人のうちマンション購入済みの入居者や全国の大規模マンションの理事長様などに対し、管理状況に関する満足度について調査をしました。調査項目の(7)昨年との満足度の変化は、本年からの新たな取り組みとなります。

実施時期

2021/06/25～2021/07/31 (インターネット調査、郵送調査)

調査対象者

住まいサーフィンの会員、全国の大規模マンションの理事長様

有効回答数

2147（公表する全体ランキング、理事経験者によるランキングではサンプル数20件以上、管理戸数10万戸未満の部門ではサンプル数15件以上の管理会社のみを対象としています）

全体ランキングの総合満足度1位は、野村不動産パートナーズ（74.6ポイント）でした。次いで、三井不動産レジデンシャルサービス（74.0ポイント）、東京建物アメニティサポート（70.7ポイント）という結果になりました。野村不動産パートナーズは、(2)管理会社に対する評価が非常に高く、すべての項目で1位を取り、総合力においても(5)満足度と(6)推奨度の得点が共に全体1位でした。野村不動産パートナーズは今回の結果により、13年連続の1位となりました。三井不動産レジデンシャルサービスは、(1)管理人の対応の早さの項目で非常に高い得点を取り、(5)満足度・(6)推奨度ともに評価が上がり、総合2位に躍進しました。東京建物アメニティサポートは、(2)管理会社に対する評価・総合力で評価され、(5)満足度・(6)推奨度ともに高い評価を受け、3位となりました。
また、全体ランキングの(7)昨年度と比較した満足度の変化では、レーベンシリーズで単身からファミリーまで幅広い物件を供給したタカラレーベングループのレーベンコミュニティ（55.7ポイント）が1位となりました。

管理戸数10万戸未満の企業のランキング1位は、東京建物アメニティサポートでした。東京建物アメニティサポートは同カテゴリーで4年連続の1位となりました。
また、日鉄興和不動産グループの日鉄コミュニティが(1)管理人に対する個別評価では、全ての項目で前年度よりも高い評価を得たため、2位となりました。
管理戸数10万戸未満の企業のランキングにおいて、(7)昨年度と比較した満足度の変化では、モリモトクオリティ（56.3ポイント）が1位を獲得しました。モリモトクオリティは(1)管理人のホスピタリティに対する評価が非常に高く、昨年度よりも高い満足度を得ているという回答が増加しました。

理事経験者によるランキング1位は、野村不動産パートナーズとなりました。野村不動産パートナーズは全体ランキングと同カテゴリーで1位となり、2年連続の2冠となりました。また、野村不動産パートナーズは、理事経験者によるランキングでの(7)昨年度と比較した満足度の変化においても56.3ポイントと非常に高いポイントを得ました。