第50回 マンション購入に対する意識調査の公表
オンライン訪問や商談の促進が今後の課題か
目次
- withコロナで購入意欲は6.2%回復へ
- 売り時DI(※)は、都区部で前回比3.8.ポイント増
- 根強い来場意欲、80%強がモデルルーム来場を選択へ
分譲マンション購入・売却検討者26万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、今回で50回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。
本調査は、自社Webサイト「住まいサーフィン」の登録会員26万人のうち、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。当社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しています。(第1回は2008年4月、今回で50回目)
- 実施時期
- 2020/07/10~2020/07/20
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 190
分析結果から、購入意欲は徐々に回復していることがわかった。新型コロナウイルスにより購入意欲が減ったと回答した割合は、3割に留まっており、徐々に受け入れる体制に入ってきているといえそうだ。また、コロナの影響による変化については、東京都都区部の流入超過人口が5月単月でマイナスに転じた傾向と同様に、予算や検討エリアの変化を回答する割合が高く、要因としては休業や自粛による給与の減少や、テレワークが推進されたことにより勤務地にこだわる必要がなくなっていることが挙げられる。またそれに伴い、都区部では売り時と感じる人が増加している。
また、オンラインによるモデルルーム訪問や商談の実施有無については約16%とまだ少ないが、接続の不具合やなかなかイメージが感じられず不便を感じる人が約半数いた。今後、withコロナで一段とオンライン利用が必然となるため、接続環境の整備はもちろん、部屋のサイズ感や質感など細かい部分をどのように消費者へ伝えていき、オンライン利用の促進をしていくかが課題となりそうだ。
新型コロナウイルスによる購入意欲
売り時感
売り時DI(diffusion index)の算出は、(今マンションは「売り時」回答割合+「やや売り時」回答割合)-(今マンションは「あまり売り時ではない」回答割合+「売り時ではない」回答割合)で算出
モデルルーム訪問や商談におけるオンラインと面前について
スタイルアクト株式会社
ITコンサルティング事業部
TEL:03-5537-6333 FAX:03-5537-6334
E-mail:pr@styleact.co.jp
※ユーザーの方は、こちらからお問い合わせください